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家族のこころ

統合失調症の夫、母娘の闘い、子育て論。精神世界について得た学びや知識を共有したいです。

子どもが1歳ごろに離れる夫婦が多いのはなぜか?

夫婦のこと 育児

仕事しなくちゃいけないから、子どもを母にみてもらうために

実家に帰って来ている。

子どもができてから、夫と一緒にいる時間がずいぶん減った。

 

それまでは、無職で家にいる夫と1日中毎日一緒にいたのに

出産前後から始まってこの1年、私は実家にいる時間が多く、

夫とは軽い別居状態だ。

 

「子ども1歳 別居」とかで検索すると

た~くさん、掲示板の相談やブログ記事が出て来た。

 

やっぱり、この時期の夫婦別居→離婚は本当に多いんだと

改めて思った。

 

結婚したら子どもを産む。

 

当然のように多くの人がそう考えて、そうする。

 

なのに、子どもができたら家族が崩壊する。

 

もしかしたらヒトもカマキリと同じように

子ども産んだらオスはいらないからメスのえさになって

子どもの栄養になればいいんじゃね?

 

・・・いや違う。

 

私が思うに、たぶん、核家族化が原因。

 

人間は猿と同じで、本来群れで子育てをする生き物。

 

昔離婚が少なかったのは、大家族で暮らしていたからだと思う。

 

人間の子どもというのは、母親一人で育てられるほど

簡単に育たない。

 

祖父母や親戚や兄弟や近所の人や育児の専門家の人たち。

 

みんなで手を貸して智慧を出して育てるもの。

 

核家族になったせいで、夫婦はお互いしか話し相手が

いなくなった。

そして子どもの世話をする人とお金のための仕事をする人が

それぞれの役割を淋しさをこらえてやらなければ、

家庭が機能しなくなった。

 

母親が育児に追われていると、夫は話し相手がいなくて

淋しい。

父親が仕事に追われていると、妻は話し相手がいなくて

淋しい。

両親が仕事に追われていると、子どもは話し相手がいなくて

淋しい。

 

夫婦と子どもがべったり一緒に過ごそうとなると、

お金がなくなって生活できなくなる。

 

もしも昔のような、猿のような、大家族で群れで今も

暮していたなら

 

母親が子どもの寝かしつけをしている。

仕事を終えた夫は自分の親や近所の人などと一緒に食事し

お酒を飲んだりしている。

淋しくない。

 

昼間夫が仕事に出かける。

母と子は家に二人ぼっち、にならない。

家にはいつも祖母や姉妹や女性たちがいる。

 

子どもを抱く手はたくさんある。

 

現代の、育児が母親一人に偏りすぎている環境が

結果的に家族全員に淋しい思いをさせているんだ。

 

grapee.jp

 

2年前の記事だけれど、私と同じように小さい子がいる中で

理解のない夫に悩んでいる方がブログで紹介していたあっちゃんの

言葉。

 

多くの子育て中のママが

「あっちゃんかっこいい~」と涙したそう。

 

あっちゃんは本当にかっこよくて、

「パーフェクトヒューマン」かもしれない。

 

でもそういう男性は、ほんとに少ないって。

たぶん、統合失調症の割合よりもずっと、少ない。

 

9割の夫は、産後の妻の変化についていけず

自己保身に走り、一番大切な時期に、一番大切な人を

失う方向に走っているのだろう。

 

うちの場合は

今の夫婦別離の状況を招いた原因がいまひとつ特定できない。

 

子どもが生まれて生活がガラリと変わったこと。

半年も私の実家に里帰りしていたこと。

夫が向精神薬をやめたこと。

夫が初めて仕事をしようとしていること。

住む場所が変わったこと。

 

これだけのことが、1年と少し前に同時に

起きたから、どこを改めればいいのかも、

分からない。

 

私は産後鬱ではない。

 

夫の薬をもらうために一緒に行った精神科の先生は言った。

 

旦那さんと一緒にいるときだけ、情緒不安定になるんですよね?

いない時は、落ち着いているんですよね?

じゃあ旦那さんが落ち着けばあなたも落ち着きます。

 

これは、産後鬱ではない。

 

先に情緒不安定になったのは、断薬した夫であり

産後今までよりも過敏になっている私は夫の言動に

反応してパニックになっているだけ。

 

出産の瞬間に、断薬なんてしてほしくなかった。

義理の両親には、妊娠と同時に、金銭的援助を切ったりしないで

ほしかった。夫はまだ収入がなかったというのに。

 

タイミングの問題。

 

薬も、援助も、永遠じゃなくていい。

やめてくれていい。

 

だけど、タイミングをみてほしかった。

 

本当に、妻子のことを思うなら。

息子夫婦のことを思うなら。

 

親子そろってこのタイミングとは

少し先のことを考えるのが苦手な親子なんだなあ、と

しみじみ思う。

 

夫婦仲改善カウンセラーさんに相談するのは

もうやめた。

 

だって、この状況で私が夫を褒める、感謝する、

そんな心の余裕があるはずないじゃないか。

 

頻繁に実家に帰る私だけが悪いのかと反省していたけど

そうじゃない。

 

頻繁に実家に逃げ帰りたくなるような家庭にしている夫にも、

責任がある。

 

本当に妻子と一緒にいたいなら、

言い訳せずにしっかり稼いで金銭面で安心させればいい。

 

子どもの世話に時間を取られてゆっくり話をする時間がないのを

自分をないがしろにしているなどとすねたりせずに

妻に少しでも余裕ができるように積極的に家事育児をやればいい。

妻が一人で休む時間を積極的に作ってあげればいい。

 

腹が立つことがあっても大声で怒鳴ったりモノを投げたりせずに

妻の産後の変化について知り、自分が癒しになれるように

コントロールすればいい。

 

かわいい盛りの子どもとの時間が減っている状況は

自分が招いたことだ。

 

それについて私は罪悪感を持つのはもうやめにしよう。

 

もうこれ以上、自分をいじめるのはやめよう。

 

こんな状況の中でも、子どもは元気に1歳になった。

 

すごいじゃないか!

立派じゃないか!

 

私は今誰かにただ優しくされたい。

すごく頑張っているよね、こんな状況じゃ誰だって

パニックになるよね、と共感されたい。

 

いつも支える側にならなきゃと気張る必要なんかない。

私だって、支えられる側になる時期があっていい。

幼い子どもを支えるので、今は精一杯なのだから。

 

近い将来

子どもの世話がもう少し楽になり、自分の時間ができるように

なった時

仕事が順調に動き出して収入が安定するようになった時

 

そうしたら、夫のことをまたちゃんと愛せるかもしれない。

そのとき、私の隣にいるのは、私がかつて愛した夫だろうか?

それとも・・・?

 

今無理するのはやめよう。

 

現代の新米ママは、自分を追い詰めすぎている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結婚に自己犠牲は必要ない

夫婦のこと

離れている夫と10日ぶりくらいに電話で話した。

夫は電話だとケンカになるからと嫌がっていたけれど、仕事の話でテキストだと

時間がかかるからしゃべって手っ取り早く終わらせようと思って

電話をかけた。

 

案の定、すぐにケンカになった。

 

夫は基本いじけているから

ちょっとしたことでもう語気が荒い。

 

こっちは夫に適当に頼まれた仕事をやっているというのに、
その確認で電話しているというのに、

仕事を依頼した人間にはありえない態度。

 

誰に相談したのだが知らないが

君のワイフはイーターだねって言われたと私に言ってきた。

 

イーター=人のエネルギーや時間やお金を食いつぶす人

 

今まで一緒にやってきた日々を思うと、

悔しくて涙が出た。

 

おっとりして太っ腹だった彼に癒されて

なんか落ち着くわ~と思っていたお友達期間。

 

「これから医大に入って医者を目指す。

今は無職だけどお金は親の会社から役員報酬をもらっているから

大丈夫。リリちゃんは働いても働かなくてもどっちでもいいから

今の仕事をやめて僕について来てほしい。」

 

そう言ってプロポーズされ、信じて

大好きだった場所と天職だと思っていた仕事をやめ、見知らぬ土地に

ついて行った新婚のあの日。

 

一緒に暮らし始めて夫の病的な部分を初めて目の当たりにし、

パニックになってもう離婚したいと実家に逃げ帰った

結婚3ヶ月目。

 

夫婦の仲裁に入り、栄養療法に全力で協力してくれた母と

夫と実家で過ごした3ヶ月。

 

目に光が入り、また医大に入ると言って2か月でやめて

家にいる夫にイライラしながらも栄養療法を続けるため

夫に食事を作っていた結婚2年目。

 

夫の精神状態がよくなるようにと、

二人で日本全国、世界各地の能力者、ヒーラー巡りをした

日々。

 

奥さんの方が参ってますね、とよく言われた。

旦那さんのネガティブエネルギーをもらっちゃってます、と。

 

夫が仲間と会社を立ち上げ、ビジネスをする!と

言ってくれてうれしくて、心配もあったけれど応援していた

結婚3年目。

 

子どもがほしいと言っていた夫にずっと渋っていたけれど

夫がビジネスするなら、お金稼ぐんなら、と子どもを作る決意をし

無事妊娠して素直にうれしかった結婚4年目。

 

婚前旅行に始まり、2人で国内海外問わずいろいろなところに行った。

 

周囲の声や音を気にしすぎる夫にイライラしたり、

陰謀論みたいなのを延々聞かされてうんざりしたり

場所にこだわりすぎる夫と、行くところ住む場所について

何度もケンカした。

 

夫の嫌だというこだわりの方が、私の好きだというこだわりよりも

圧倒的に強かったので、私は大好きな場所に住むこと、行くことさえも

3年かけて思いを断ち切った。

 

場所が定まらないために、自分の城をもって仕事をしたいという夢も、

夫が落ち着くまでは、と先延ばしにしていた。

 

何かといえばすぐに死ぬ、という夫のことばに

つられて落ち込んだ。

 

希望と絶望を繰り返してきたこの5年。

 

夫の親から頂いた生前贈与のお金を、

もしかしたら夫は一生働けないかもしれないから

あるうちに不労所得を産むように運用しようと考えたのに

出し主である義父に思いは伝わらず、思うように運用できなかった。

 

義父も、

こいつは仕事できないから。

リリさん頼むよ。

 

それを分かっていたのに、お金を私が運用することには

協力してくれなかった。

 

嫁だから、外の人間だから、運用と言いながら自分だけのものに

してしまうのでは、という不安があったんだろう。

 

結果ただ消費するだけになり、

最後は夫のギャンブルで残りがほとんど飛んでしまった。

 

10億でもあれば、ただ消費していても

一生もったかもしれない。でも、数年でなくなるほどの

お金だった。

 

よりによって子どもが生まれて間もない、

私が一番動きづらい時に。

 

 

毎回毎回、夫や、夫の両親の言葉をそのまま信じて

ついていき、期待していたバカ正直な私が

悪かったのだろうか。

 

夫や夫の両親の言葉というものは

信じてはいけないことに、世の中ではなっているのだろうか?

 

仕事をやめて付いて来てほしいと言う夫に

「アホ抜かせ!無職の分際で。」

と一蹴して自分の仕事を続けるべきだったのだろうか?

 

おっとりした人だなあ、落ち着くなあ、と

性格だと思ったのが向精神薬の影響だったなんて

あの時の私に分かるはずもなかった。

 

医者になりたいという30男の夢が、医者になればストーキングされない、という

統合失調症の妄想だったなんて、誰に分かっただろう?

 

太っ腹だったのは、親のお金だったから。

自分で稼いだこともない人に、父親になったんだから

お金稼いでねと期待した私は、確かに愚か者だったかもしれない。

 

夫の言葉など、一言も信じずに、

自分のやりたい仕事を続けて自分の住みたい場所から

動かなければよかったのですか?

 

それだと結婚できなかったけど。

 

ただ精神的にしんどそうな夫の、

調子がよくなる日を期待して

一緒に場所を変わり、いろいろな療法を調べて実践し

世界中のヒーラーに会いに行っていた

私たちの結婚生活。

 

確かに夫の親から頂いたお金で生活していた。

 

でも、それが、イーターなのですか?

 

夫の両親は、結婚した時には

お金は一生困らないようにはしとくから、と言ってくれた。

 

誰よりも息子と一緒に生活する苦労を知っているご両親は

私が大変だろうと、金銭面では援助を続けてくれた。

 

なのにね、それを信じて子どもを産んだ瞬間に

全部状況が変わった。

 

援助もなくなって、夫は薬をやめて荒れて

稼ぎはないのに使うのは何倍にも増えて

私が赤ちゃんの世話で一番動けない時に。

新米ママの私が今までで一番助けが必要な時に。

 

こんな時におまえも働けと言われても

夫の要求を呑んで今まで自分の仕事の夢は先送りにしていたのに

赤ちゃん産んだばかりの、誰でも仕事は休むようなこの1年に

よりによって、何なんでしょう。

 

あげくの果てに

おまえはイーターだ!

いつまで産後鬱やってんだよ!

とかなんとか責めたてられて、、、、

 

こんなことなら、夫の住みたい場所を優先して

自分の夢を先送りになどしなければよかった。

 

夫婦仲改善カウンセラーにも相談して

私が変わって仲直りしなきゃ、と思ったりしていたけど

 

これ以上、この結婚に自己犠牲は意味がないのかもしれない。

 

”精神病”ではなくなった(自称)夫は

”嫁のせい”で今は死にかけるほどしんどいそうなので

”精神病”でなくなることに全身全霊で協力した嫁は、

もう用済みだそうです。

 

今はもう人付き合いできる、仕事もできそうだから

好き勝手やるよ~、だそうです。

 

精神疾患の人と結婚するリスク - 家族のこころの記事に書いたことは

本当だった。

 

精神病的気質の人は、こっちが精神的にしんどい時には

支えてくれない。

 

自分のやりたいことや時間や労力を、精神的におかしい

相手のために捧げても、報われない。

逆に責められる。

 

これが、きれいごとではない現実。

 

 

 

 

 

 

 

夫婦仲が悪くなると失うもの

夫婦のこと

産後クライシスで、急激に夫婦仲が悪くなったために、この1年で私はいろいろなものを失った。

 

・お気に入りで何年も着ていた服数枚(夫に捨てられた)

・娘が気に入ってよく遊んでいたおもちゃ・絵本少し(これも捨てられた)

・出産前はまめにくれていた夫からの愛と感謝の手紙

・好きだった旦那さん(夫は見た目も性格も別人になってしまった)

・親からの信頼(元々あんまりなかったけど)

・肌のハリツヤ(出産の影響だけじゃない、女として)

・安心安全感(妊娠中はこれを感じることができていたのに)

・お金(2ヶ月で500万夫はギャンブルで使い、夫から逃げるためにホテル滞在、私に追い出された夫もまたホテル滞在、さらに暴れて壊したモノを買いなおしたりで一気に財政難になった)

 

icloudフォトには、人の顔で認識して人ごとに写真を自動で分ける機能があるが、

娘は7人いて、夫は3人いる。

0歳の赤ちゃんは一番顔が変わる時期なので別人と認識されるのも分かるけれど

大人は普通1人だ。

それなのに、夫は3人もいる。

 

それぐらい、この1年で夫は変化した。

 

娘が生まれた頃、生まれる前より20㎏太った。

妊娠9ヶ月で里帰りしたので、夫はそれから3ヶ月で一気に20㎏太った。

そして娘が4ヶ月になった頃から痩せ始め、今度は半年で25㎏痩せた。

 

太ったのは、里帰り出産時の母親との衝突やもろもろのストレスが原因と思われる。

ドカ食いしていたから。

 

その後急激に痩せたのは、向精神薬の断薬の影響もあるだろうし、ストレスもあると思うが、一番ピンときたのは、

しくじり人生:私みたいになるな!100年愛講座にて|不登校カウンセリング:2週間で解決した方法とは?

 に書いてあった、

 

夫を褒めないのは、40度の炎天下で一日一生懸命働いてきた旦那様に

お水を一滴も与えないのと同じなんですよ。

 

水ですよ、水! 水がないと死んじゃうんですって!

 

男という生き物にとって、褒め言葉は水なんだと。

夫のごはんは、妻からの感謝と称賛なんだと。

 

浮気もレスも解決! アラフォー妻のための 夫婦仲がすごく良くなるカウンセリング

 

↑こちらのブログのカウンセラーゆっちさんもおっしゃっているが

 

夫という生き物は、妻から感謝と称賛という”食事”を与えられないと、

妻が作った実際の”食事”を食べなくなる。

 

ええ?そんなことある?

 

本当にそうなりました。

 

夫は私が赤ちゃんの世話でいっぱいいっぱいになり、

夫への感謝を忘れ、褒めるどころか批判ばかりになっていたために

私と一緒に食事をすることを嫌がるようになった。

 

彼が本当に欲しいのは

手料理よりも

称賛 だったから・・・・

 

一番食べたいものがずっと食べられていないのに

他のものは食べたくない。

 

夫はよく私に「生き死にの問題だ。」

「自分は今死んでもおかしくない状態だ」とか

言ってきて、私は別に体は健康なのに何を訳の分からんことを言ってるの、

忙しいのにいい加減にして!と思っていた。

 

こういうことだったのか・・・・

 

君がいつまでも僕に感謝と称賛という食事を与えないから

僕は今にも死にそうです。

 

そう言っていたのか。

 

だからと言って直接

褒めてくれ、感謝してくれ!とはなかなか言えないもの。

 

長い間気づかなくてごめんなさい。

 

ほんの2年前の写真を見る。

 

夫はどちかといえばがっしりめの体型をしていて

穏やかな表情だった。

髪は飾り気のない男らしい黒髪の短髪で

服も気取らない普通のものだった。

 

隣で笑う私も穏やかな笑顔で肌も髪もツルツル。

二人はいつだって仲良しで、一緒にいろんなところに旅行に行き

24時間365日、一緒にいた。

 

最近の夫はガリガリで表情は歪み、

目はきつく、髪の色も10代以来に茶色に染めたり青に染めたり、

ずっと角刈りだったのに今は変に伸ばしている。

服はダボダボだったり派手な色や柄があったりをわざわざ選び

チンピラみたいな恰好をしている時もある。

 

ほんの1年前は、ユニクロのストレートジーンズにストライプシャツをインして

シンプルなニットを重ねているような優等生な恰好だったのに、

今はデザイナーズブランドの服を買ったりしてかぼちゃパンツみたいなのを

履いたりしている。

 

誰彼かまわず適当に話しかけ、冗談ともつかない冗談を言ったりしている

この軽いチンピラのような男は一体誰なんだろう?

飲めないはずのビールまで飲んだりしているらしい。

 

私の旦那さんは、優等生な恰好をして人が集まっているときも

控えめにお茶を飲んでいる可愛い気のある純朴な人だった。

 

破ったノートに

親愛なるリリちゃんへ★

と愛と感謝の手紙をしょっちゅうくれたあの純粋で優しい人は

どこへ行ってしまったのだろう?

 

私のノートパソコンの上に乗っかってジャンプしている

目つきの危ないおしゃべりな男は、一体誰だろう?

 

 

私は何よりも、最愛の夫を、失ってしまったのだった。

 

いや、彼はきっといじけて一時的に別人になってしまっているだけだと信じる。

 

私達は離婚したわけでないし、まして生きている。

 

取返しはつく。

 

私が好きだった、

短髪でがっしり体型の、穏やかな旦那さん。

服装や髪型は多少変わってもそれは許容できるけど

 

かわいらしいイラストつきで私に愛と感謝の手紙をくれていた、

私と二人自転車で並んで走るだけで幸せだな~と喜んでいた

純粋な旦那さん。

 

私が、この穏やかで純粋で優しかった人を

こんなにもやつれたトゲのある人間に変えてしまったんだ。

 

妻の褒め言葉が 水だなんて。

感謝がごはんだなんて。

 

そこまで重要だとは思いもよらず

こんなにも、夫をやせ細らせてしまった。

 

また、昔のような旦那さんに帰ってきてほしい。

 

やりますよ。私は。

悪妻から良妻への変身を!

 

だって2年前の写真みて

この人好きだな~って思うから。

 

取り返しますよ、必ず!

 

神様が、私たち夫婦の修復を望んでいることが分かる。

 

飛び込みで行った美容院の美容師さんが

なぜか自分の夫婦の苦労話を聞かせてくれた。

 

その人は、2人目の子どもが生まれてから旦那さんと仲が悪くなり

もう14年も、家庭内別居のような状態でほとんど口もきいてくれないことが

続いていたそうだ。

 

その人は、美容師なのに髪がパサパサで、肌もツヤがなく、痩せていて

一目みて、なんか不幸そう、というのが分かってしまったぐらいで

(失礼)

 

つい最近、下の子が中学生になり、不登校になって初めて自分達夫婦の不仲が子どもの情緒に影響していることに気づき、このままではいけない、と思い立ち、

カウンセラーさんに相談したんだそう。

 

それで夫への自分の態度を改めるようにアドバイスされて

今少しづつ実践を始め、夫も少しは口をきいてくれるようになってきた

ところなんだ、とおっしゃっていた。

 

私なんて14年も放置していたんだから

もう旦那は固く心を閉ざしてしまっているから時間がかかるとは

思うけど、がんばろうと思っているんですよ。

 

リリさんなんてまだ1年でしょう。

今既に気づいていらっしゃるんだから全然大丈夫ですよ!

しかもご夫婦で自分たちの今の状態についてお話ができているなんて

すごいですよ、絶対に修復できます!

 

そう言ってくれた。