家族のこころ

統合失調症の夫、母娘の闘い、子育て論。精神世界について得た学びや知識を共有したいです。

夫が稼ぐことを期待しない夫婦のあり方

先日、すごく当たると噂の手相占いの方に会ってきた。

 

手相と言いながら、てのひらは一応自分のひざの上にのせて

見せているのだけど、占い師の方は近づいて手をじーっとみることは

なく、なんとなく掌を眺めつつ、透視している感じで

つまり手相などみなくても、目の前に座った人のことが瞬時に

分かる能力者の方だった。

 

一応、聞きたい事がありますか?と聞いてくれるのだけど

さして多くは言わずともあちらからすらすらと回答が出てくる。

 

木村藤子先生もそうだったように

本当に人のことが「みえる」人というのは何も聞かなくても

分かってしまうので先生の方から今悩んでいることに対して

どうすればいいのか、自分や関係に悩んでいる相手はどういう人間

なのかすらすらお話くださる。

 

私の目下一番の悩みは、どうやって夫と生きていくのか

どうやれば生計がたてられるのか、ということで

 

先生のお答えはずばり

 

「あなたは自分で稼げる人ですから遠慮せずに自力で稼いでください。」

 

 お金を自分で稼ぐようになれば、

夫がどうなろうとも自分と子供を食べさせていける、

それが精神を安定させますよ、と。

 

確かにそうだ。

 

この1年の私の精神の混乱は

今の私達家族の生活に何一つ安定要素がないことから来ていて、

そのうちの大きな割合を占める経済面が安定すれば、

ずいぶん心も安定すると分かる。

 

それに私は元来”主婦”に向いていない相らしい。

 

私と夫の相性では、夫婦というよりも

仕事仲間、ビジネスパートナーとしての方がうまくいく。

 

あなたたちが一緒になったのは

実業家として一緒に事業を起こすためだと言われた。

 

1人で稼ぐのでも成功するけれど

夫婦一緒にやるのならば

私の方が、一見”普通”にみえるし、

社会生活、実務は上手にこなせるので、

奥さんが前に出てやる方がいいとのことだった。

 

夫がアイデアを出して私がそれを形にする。

あるいは夫のマネジメントを私がやる。

 

そのような形でやればお金は入ってくると。

 

今まで結果が出なかったのは

私が夫に遠慮していたから。

 

確かに、男が前に出て仕事するべき、という

固定観念が私の中に根強くあって

やはり自分の両親の姿しかひな形がないわけだから

お父さんは外に働きに出て

お母さんは家で子どもの帰りを待っている。

家庭というのはそうであらなければならない、というような

思いが強かった。

 

 さらに

新・良妻賢母のすすめ―愛としあわせを約束する26章 

などを読んで、男が生計をたて、女が家事育児をするのが

神が定めた役割なのだ、と確認し、自分達夫婦はこの定型に

当てはまっていないのに、何とか枠にはめようとして自分で

自分を追い詰めていたのだった。

 

10の夫婦がいれば10のやり方がある。

 

この良妻賢母の著者のヘレン・アンデリンという女性は

夫は歯科医師(博士)で8人の子どもの母親らしい。

そしてクリスチャンである。

 

誰だって夫が歯科医師で子供が8人もいたら、

家にこもって家事育児に専念すると思う。

 

夫が何らかの事情で働けない、働いていても収入が少ない、

そして子供がいないか1人2人、だったら女性が働くのも

仕方ない。

 

私は本に書いてあることをそのままとても普通の枠にはまらない

自分達夫婦に無理やり当てはめようとしていて、

夫婦そろって追い詰められてボロボロになってしまった。

 

男がお金を稼いで女が家にいなくてはならない、という

考え方も、宗教、国によっても違うし、それぞれの家庭の事情が

あるのだから、それぞれに合うやり方をすればいいんだ。

 

やり方変えないと3人とも沈没します。

とにかく遠慮せずに、旦那さんに期待せずに

自分でがっつり稼いじゃってください。

今はお金稼ぐことだけ考えてください。

そこが安定してからその先も一緒にやっていくかどうかは考えればいい。

 

そう、はっきり言われたので

子どもが小さいうちは母親がべったり一緒に

いなければ、という固定観念を手放して

思い切り仕事してやろ~!という気になった。

 

タロットでも今回の手相でも

お子さんは誰か第三者にみてもらうで大丈夫と言われた。

 

3歳までは母親がそばにいなくては!と

頑なになっていたけれど、もちろんそれが理想なのだろうけれど

人それぞれ、家庭それぞれ、合うやり方は違うんだなあ。

 

昼間数時間誰かに預けたからといって

子どもが愛情不足になるわけでもない。

 

幸いうちの子は人大好きで愛想がよく、全然人見知りしないし。

 

夫婦が日々大喧嘩している方がよっぽど子供の情緒の発育に

悪影響を及ぼす。

 

何でも一つの枠にはめようとするから苦しい。

 

働ける方が働けばいい。

やりたいことがある方がやればいい。

 

本当は私は仕事が好きでやりたいこともはっきり

していて、主婦業に専念する器じゃないくせに

男が稼いでよ!私は子供みなくちゃいけないんだから!

と頑なになっていたために

仕事の経験も少ない、やりたいことも分からない、

精神不安定な夫を追い詰め、すべてが思うように進まず

お互いイライラする結果になっていたのだとようやく

気づかせてもらった。

 

そうと分かったからには

あとは私が仕事に集中できる環境を作るだけ。

 

占いの方は、私は家や自宅兼オフィスのような形で

自分で仕事するのが合っているとのことだし

自分もそれが好きな形でやっているのだが

 

甘えん坊の夫がやはり1日中家にいて

私が「子ども寝たから仕事するね!」と宣言して

パソコンを開けてもやっぱり話しかけてくる、

或は話しかけるの我慢してます~という空気を思い切り

出しながらそばに来てお茶入れたりするので

全く集中できないという状況がある。

 

先生は、ご主人は無視していい、

仕事部屋にこもって鍵かけちゃう、開けろ~と

暴力的にやったら警察呼ぶ、くらいでいいとおっしゃった。

 

いずれにせよ稼げるようになるまでの間のこと、

稼ぐようになったらそういうことは問題とも思えなくなるから、と。

 

夫は、リリちゃんが仕事するなら

俺子供みてるよ、と言った。

 

私は昼間から睡眠薬飲んでるような精神不安定な夫に

子どもを任せるのも不安で、でも夫が言うには

今までは俺に稼げ圧があったから、薬で流さなきゃ

やってられない焦りもあったけど

 

ごはんのあげ方とかだって1回教えてくれれば

やるよ、と。

指示してください。使ってください。と。。。

 

夫が子供をみることに不安がないわけではないけど

私の”男なんだから稼げよ”圧がなくなれば

夫も落ち着いて子供みてられるのかなあ?

 

シッターさん呼ぶ日があってもいいかもしれないし。

 

私達にはそっちのやり方の方が

もしかしたら合っているのかもしれない。

 

保育園幼稚園入れるまでのあと少しの期間だし

やり方変えてみるかな。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男性は自分の価値を認められないと扱いにくい人間になる

産後クライシスにはまり、夫婦の絆が試されている今、投げやりな気持ちに

なることもあるけれど、それでもやっぱり離婚は避けたい、何とかできる

はずだという気持ちから、こんな本にたどり着いた。

 

 

この本の著者である芙蓉さんは、モラハラ、DVだった夫と5年半にも及ぶ

別居の末、離婚せずに同居を再開した!

 

それってほんとにすごいことだと思う。

私なんてたった一ヶ月程度離れているだけで、絶望的な気持ちになったり

するのに・・・

 

さてこの本には、夫婦の危機に陥っている妻が読むと気づきと学びを得られる

事ばかり書いてあるのだけど、その中でも心にひっかかかったフレーズが

 

「男性は自分の価値を認められないと扱いにくい人間になる」という言葉

だった。(本の中の文はこの通りではなかったかもしれません)

 

男が男らしくあるためには、

夫は家族の英雄でなくてはいけないし、家族から称賛、尊敬されないといけない。

 

それが稼ぎがない状態だったり、家族から邪魔扱いされたり、
自分の存在価値を低く見られていると夫が感じた場合、
夫という生き物はものすご~く扱いにくい気難しい人間になってしまうと。

 

今まさに夫が恐ろしく気難しくどうしていいか分からない扱いにくい人間であると

感じていた私は、ああ~そうだったのか~!と気づかせていただいた。

 

私の夫は統合失調症を診断されているくらいだから元からわけがわからないところは

もちろんあったのだけれど、どちらかといえばおおらかで、細かいことを気にしない人だと思っていた。

 

結婚当初は夫は自分で自分をどうしていいか分かっておらず、

救われたい一心だったので自分が選んだ私という女性の言うことには

素直に耳を傾け、私の選択を尊重してくれていた。

 

今思えば、おおらかに見えたのは向精神薬睡眠薬で頭がぼーっとしていた

からであり、統合失調症の気質は自分と他人の境界がない、情報の取捨選択が

できない、というものだから

「あなたは私」「私はあなた」という考えで夫が私のものを勝手に使ったり

手帳やパソコンを見る、私の食べ物や飲みかけのものも勝手に食べたり飲んだりしてしまう、そういうことは昔から今も変わっていない。

 

しかし特に、

私が産後から今までの夫について、扱いにくいと感じている点は

 

・自分の話ばかり一方的に聞かせ続ける。こちらが聞く状態にあるかは
お構いなし。

・話が飛びまくる。喧嘩の時も論点と違う話をたくさん持ち込んでややこしくする。

・私のアドバイス、要求を一切聞かない。

・ここはダメ、あそこもダメ、と地球上にバツ印を増やしていく

・自分の実家も、私の実家も目の敵にする。

・何が言いたいか分からない。

・私のプライベートな領域にガンガン入ってくる(母との過去の問題まで言及、ブログ、SNSを束縛、1人時間を与えない、など)

 

今まで仕事をしておらず、毎日読書したりテレビをみたりのんびりと過ごしていたのが、去年は子どもが生まれて父親になり、親からの金銭的援助を切られて仕事をしないといけない状態になった。

2大ライフイベント「仕事を始める」と「親になる」がほぼ同時に起こり、
くわえて見知らぬ土地に引っ越しまでした。

そのタイミングで向精神薬の断薬をし、支える立場のはずの嫁は産後の情緒不安定で頻繁にパニックを起こすという状態。

 

さらに彼の一番の趣味、リフレッシュの旅行も、赤ちゃんがいるために
今までのように気軽にできなくなった。

 

仕事のストレス、育児のストレス
夫婦ケンカのストレス、そして気分転換は気軽にできない・・・・

 

精神障害者としてあきらめている人には考えられないような人生の転機が
立て続けにあり、一般的に考えられている統合失調症患者ならば、
必ず再発します!と言われる状況だと思う。

 

ところが夫はいろいろな能力者のセッションを受けた結果、

統合失調症という病気ではなく、夫自身も能力者であり、今は

その神から与えられた力を活かしていけるかどうか試されている時期

だということ。

 

そんなこと言われても、彼が病気だろうが能力者だろうが

家族が一緒にいて楽しくなかったり幸せでないのなら

一体何の違いがあるのか?というのが私の正直な気持ち。

 

最近の夫は、もはや私がごはんを食べるのも、夜寝るのさえも

気にいらないと怒る。

 

自分はこんなガリガリに痩せて夜も寝ずになんかやろうとしてるのにって。

 

私は食べる寝るという生きる基本をやるだけで怒られるという

意味が分からない状態になっている。

 

夫が外でお金を稼ぐ。

妻が家で子育て家事をする。

 

この役割をお互いが当然のこととしてやっていれば

何の問題も起きないはずなのだけど

なんせ夫は”当たり前”や”普通、常識という言葉が一番嫌いだし

 

私の育った家では父が外で働いて母が家事育児をして

休日は家族みんなで遊びに行く、というのが当たり前だったけど

夫の育った家は、どうも家族のメンバーの役割分担というのを

きちんとやっていなかったらしく、それぞれが勝手にやっていて

混乱した家だったみたいだ。

 

母は母の役割をせず、父は母のようでもあり、

だから夫は私の役割の主張をどうしても受け入れることができない。

 

家族も組織だから役割分担が必要で

リーダーが必要で、必要なだけでなく

自分がすべきことがはっきりしていて

それを家族も理解していることが、どれほど心を楽に

してくれることか、夫には、何度説明しても

分かってもらえない。

 

私が母親として子どもをみていることを

「可愛い子供と一緒にいたいだけだろ」と

まるで私のエゴのように言う。

 

自分だけがお金を稼ぐ役割を着せられていることが

納得できないのか、どうしたらいいの?

どうしてほしいの?と聞いても

ヒステリーをやめてほしいと言うばかりで

結局私もどうしたらいいのか分からない。

 

こんな風に、役割分担が双方の納得のもとでできていない

私たちは、頭の中も混乱したままで喧嘩が絶えない。

 

ご飯食べよう、もダメ

そろそろ寝るよ、もダメ

子育てに専念もダメ

パソコンに向かうもダメ

買い物行こう、もダメ

 

もう何をしても夫の気に入らない。

 

私のことを尊重尊敬して周囲の声のことを除けば

おおらかだった夫がこんな風に神経質になって

しまったのは、産後私が夫の価値を低めるような

言動ばかりしてきたせいなのかもしれない。

 

今は、夫のことが分からない、しんどい、逃げたい気持ちと

自分を反省、やり直したい、何とかしたい気持ちが

交互に出てきて本当に混乱状態。

 

早くこのトンネルを抜けたい。

 

 

 

 

 

 

 

向精神薬を断薬した後の離脱症状について

最近の混乱で、夫側の家族を頼ったのだけれど

夫の言動と断薬していることを聞けばみんな

薬飲めば落ち着く、薬は絶対飲まなきゃいけない、と言うし、

医者は当然、服薬しか抑える方法はありません、と言う。

 

私としても、夫の攻撃的な言動、フラフラな感じがなくなるので

あれば、薬を再開してほしいと思った。

 

前回精神科へ行って数日後、

義母が来て、薬をまだ飲んでいないことを知ると

すごく怒って、「今すぐ飲みなさい!」

と夫と言い合いになった。

 

私に薬を持って来させて

「今飲みなさい!」と渡した。        

夫は「はいはい~」と言って受け取り、口に入れるふりをして

手で握っていた。

 

義母は

「自分で飲まないならコーヒーや味噌汁に混ぜてこっそり

飲ませればいいのよ」と私に言った。

 

夫はそれを聞いて

「おかん、温かいお茶飲みたいでしょ。俺入れてあげるわ」

と言ってお茶を入れ、薬を手で粉々に砕いてお茶の中に入れ、

「はい、どうぞ」と母親に渡した。

 

義母は薬を入れられていることに気づかずに

飲もうとしたので私は慌てて

「おかあさん、飲んじゃダメ!薬入ってる!」と言った。

 

夫は

「おかんバカだから昔俺の薬試しに飲んでぶっ倒れたの覚えてる?

飲んでぶっ倒れるような薬息子に飲ませようとしてんだよ?」

と言った。

 

その時、義母は姪っ子を連れて来ていた。

彼女は義母の一番上の姉の娘で、同じ統合失調症ということだった。

 

発症時は夫よりずっとひどかったそうだ。

誰にもつながっていない電話を持って1日中独り言を言っていたそうだ。

警察を3回呼んだことがあると言っていた。

 

今は服薬で落ち着き、カフェを開くべく勉強中で

会社勤めもしていると言う。

 

その人はおとなしく、私たちが激しい言い争いをしている間、

何も言わずにじーっと座っていた。

 

しゃべるとちょっと舌足らずでモゴモゴしている感じがあった。

そしてすごく太っていた。

薬の副作用かもしれない。

 

夫の従妹になる彼女は、夫と会ったのはすごく久しぶりだったようだけど

私の知っている(リリ夫)とは違う。

昔は物静かで本ばかり読んでいるような人だった、と言った。

 

目を見開きながら大声でしゃべり続け、人を小ばかにしたようなことを

言う今の彼は、本当の彼じゃない。

 

母親さえもそう言った。

 

私に、

「この子をみてよ。前は息子よりずっとひどかったけど

薬を飲んでいるから今はこんなに落ち着いて、会社勤めまで

できているのよ!」

 

だから息子も薬さえ飲めば、また元の息子に戻る・・・・

 

義母はそう固く信じている。

 

その日、別れ際にも義母に

「飲み物や食事にこっそり混ぜて飲ませればいいのよ、

簡単よ、直接飲め飲め言ってまた喧嘩しないでね。」

そう言われて、さてどうしようかな、と思った。

 

飲み物などに混ぜて飲ませる・・・・

 

これは今の夫には通用しないと思った。

 

発症したばかりの頃なら夫自身も何が起きているのか

分かっていないし、薬の作用も未体験だから

ばれずにこっそり飲ませることもできただろうし、

万一ばれても、現実それで症状が緩和しているならば

家族に怒りを向けたりはしなかったかもしれない。

 

しかし今の彼は

自分が薬を飲めばどうなるか知っている。

強い意志を持って、断薬した。

 

こっそり混ぜてもばれるだろうし、

私も、しばらく間をあけて向精神薬を再開したら

どうなるか、不安でもあった。

 

だからその夜、向精神薬の断薬について調べていた。

 

いろんな人の断薬体験談が書いてあるフリーライターさんの

ブログをみつけた。

 

精神医療の真実 フリーライターかこのブログ

 

断薬した時には、離脱症状というものがある。

 

それは精神の錯乱、鬱症状、自傷他害衝動など

まるで病気が再発したようにみえるので

家族も医者も、再発だと思い込み、また薬を飲むように言う。

 

でも、それでは一生、薬から離れることはできない。

 

かこさんのブログでは、

多剤処方で薬漬けになり、身体ともにボロボロになってしまった人、

向精神薬の害で亡くなった人、断薬後の症状、断薬に成功した人の様子など

たくさんのケースが書いてあった。

 

私は、離脱症状というものに対して全く知識、理解がなかった。

 

夫が薬をやめたのが出産と同時だったために

私は初めての赤ちゃんのことでいっぱいいっぱいで

向精神薬のことについて調べたり、夫の変化を

温かく見守るなど、到底できなかった。

 

この1年の夫の変化はすさまじかった。

複数の人格が現れたような気がした。

何度も、「あなた、誰?」と思った。

娘に「お父ちゃん、どこ行っちゃったんだろうね?」と

夫が目の前にいるのに、言ったりしていた。

 

体重は20㎏増えて、25㎏減り、今は5㎏戻ってようやく

いい感じになったけれど、少し前までの夫は

石の上に3年座って何も食べていない修行僧のような体だった。

 

実際、断薬してから食欲がなくなり、1日何も食べない日もよくあった。

 

躁状態になってウロウロしながらおしゃべりが止まらないかと思えば

死んじゃおうかな・・・とうつむく。

 

あいつなら5秒で殺せる、と目を見開きながら言う夫は

完全に気違いの顔で、純粋な娘の笑顔とそんな夫の顔を

交互に見ている私は、ただただ心が引き裂かれるばかり。

 

一時別居になった去年の秋ごろは

夫は瀕死の状態だったようだ。

 

もう死ぬってところだったんだよ!

 

そう言われても私には彼に何が起きているのか分からず

混乱するばかりだった。

 

かこさんのブログを読んで

向精神薬を断薬した時の離脱症状のすさまじさを知り

私は初めて、夫のこの1年の苦しみに思いを寄せることができた。

 

離脱症状はたいてい1年~1年半くらいで抜ける、とあった。

 

夫の場合はリスパダール1.5㎎だけの単剤だったし

マシな方のはず。

 

あとちょっとだ。

 

昼間にも向精神薬代わりに睡眠薬を飲んでいるので

それもやめないと完全克服にはならないけれど

10年服用していたリスパダールをやめられたことは彼にとって

ものすごく大きなことだったようだ。

 

能力者、ヒーラーの方たちは

当然服薬を支持していないし、長典男氏は、

向精神薬をやめられたことはご自身の大変な努力です、

と褒めてくださったそうだ。

 

そして薬害はもう3,40%抜けたと数か月前に言われているので

ほんとに、もう少しで、抜けるんだろう。

 

もう、一番苦しい時期は、すぎた。

 

もしここで服薬を再開したら

彼のこの1年の努力が水の泡になり

また彼の腦にどんな作用が出るか、分からない。

 

私はただただ今目の前の攻撃的な言動を止めてほしいばかりに

薬を飲んで!と言ったことを、反省した。

 

もっと、長期的な目でみてあげないといけない。

 

夫に、

離脱症状について理解なくてごめん。

薬飲めって言ってごめんね。」とメッセージを送った。

 

その夜、夫は久しぶりにぐっすり眠ったようだった。

 

そして、力が抜けたように次の日も、ぐったりしていた。

でも顔は、穏やかだった。

 

なんかやっぱ気はって無理してたと思う。

リリちゃんが戻ってきて、やっと疲れが出た。

 

そんなことを言っていた。

 

夫は、本当に孤独に薬の離脱症状と闘っていた。

 

もう死ぬかも?と思うほど苦しいのに

家族にさえも理解されず、逆に責められて

辛かっただろうな。

 

私は、自分のしんどさばかりに目がいっていたけれど

タロットでも出たのは

ご主人は、あなたよりずっと傷ついて、苦しんでいます。

ということだった。

 

向精神薬睡眠薬も飲んだことのない私には

想像もできない、脳神経が破壊される苦しみ。

 

一番しんどい時期はもう過ぎて

あと少し、夫に寄り添って希望をもって

見守ろうと思った。