家族のこころ

統合失調症の夫、母娘の闘い、子育て論。精神世界について得た学びや知識を共有したいです。

勇気を持って「親が悪い」と言おう!精神病を作ったのも治せるのも親だから。

遅ればせながら、明けましておめでとうございます!

 

更新の期間がだいぶ空いてしまいました。

 

書きたいことはたくさんあったのですが

このブログは夫が見ていると思うと、どうしてもストッパーが

かかってしまい、公開できずにいました。

 

本当は2017年いっぱいでこのブログを終わりにしようか、と考えても

いたのですが、師走はバタバタしている間に、年を越してしまいました。

 

12月初旬に第一回離婚調停がありました。

夫が実家に突撃訪問して来てから約1ヶ月。

 

夫からは3度郵便物が来た以外は一切連絡がなく

裁判所からの通知にも返信がなかったとのことで

調停に来るかどうかもわからない状態でした。

 

調停を前にして連絡を絶っているのに

このブログに私の気持ちや状況をつらつらと書いて

夫に見られるのは避けたいと思っていたため

書けませんでした。

 

でも、夫は調停に現れませんでした。

 

このままフェイドアウトした方が夫を刺激しないでいいのかなとは

思いますが、最初から読んでくださっている読者さんには

「この人どうなったんだろう?」という気持ち悪さが残ってしまうと

思うので、けじめとして最後にいくつか記事を書こうと思いました。

 

今後どうするかはやはりこのブログに書くことは

控えさせていただき、こちらのブログは

統合失調症」というワードで来られる方が多いはずだし

もともと「配偶者、家族が統合失調症である方」に向けて

書き始めたものなので

 

最後に私の知る統合失調症関連のことを

書いて、このブログを閉じたいと思います。

 

アクセスも結構あり、読者さんも付いているので

大変残念なのですが、状況が状況なので仕方ありません。

 

多くの方に読んでいただき、

同じような悩み苦しみを抱えていらっしゃる顔の見えない方々の

存在をパソコンの向こうに感じるだけで

随分と救われました。

 

夫に黙って始めたこのブログですが、なぜか早々に見つかり

あれこれ言われました。

 

確かに自分のことを勝手に書かれて公開されてるのは

特にこの病気の人は監視、盗聴を恐れているので

嫌なものなのかもしれません。

 

ただ、一緒にいる私には

どうしても、気持ちの吐き出し口、整理する場が必要でした。

 

書くことが好きな私にとってはブログという場が最適でした。

 

夫には最後まで

「私にも気持ちを吐き出す場所が必要である」ことは

理解してもらえませんでした。

 

もし夫にそれを受け入れる余裕があったなら

私たちはもう少し長く一緒にいられたかもしれません。

 

まだ統合失調症に関係する知っていることで

書いていないことがあるので

それを書いてから終わりにしようと思います。

 

願わくばこの先の人生で、もう統合失調症と関わりたくないと

思います。

 

いろいろな精神病がありますが

特別にしんどくて、危険で、厄介な病気だと思います。

 

そして5年間、真っ正面から真剣に向き合ってみた

経験者として、はっきり言えることがあります。

 

統合失調症を治せるのは、親だけです。

 

私なら彼を癒せるんじゃないかと傲慢にも考えていた

私ですが、できませんでした。

 

親です。

すべては親です。

 

他の家族には、子どもにも配偶者にも兄弟にも

まして恋人や友人に、この病気の苦しみを分かち合って背負う

必要は一切ないと思います。

 

一緒にいる人が、巻き込まれてしまう病気です。

危ない目に遭う危険のある病気です。

 

その危険を背負うべきは、親だけです。

 

もしお子さんがこの病気なら

どうか目を背けず、逃げずに

自分たちが作ってきた養育環境、子への接し方に

反省すべき点はなかったか、真摯に振り返ってください。

 

何歳であっても、子が精神病と診断された時に

親が無関係ということはありえないのです。

 

たとえ仕事が原因と思われても

その土台にある心を作ったのは親です。

 

統合失調症の場合、幼少期からの積み重ねが大きいらしいです。

 

目を背けて、否定して

後から出会った配偶者や他人に丸投げしないでください。

 

必死に本を読んで、全国のカウンセラーやヒーラーさんに

会いに行って、子供の話を聞いて、

自己弁護ばかりせずに、子どもの気持ちに寄り添って

反省してください。

 

「そんなつもりはなかった」けど、傷ついてしまった

子の心の傷を癒すためにお金を遣ってください。

 

早ければ早いほどいい。

 

5年間自分の魂をえぐりながら学んできたことは

統合失調症の本人にも、罪はないということ。

 

親です。

 

傷つけたのが親なら癒せるのも親です。

 

親が変わる必要があるんです。

 

もしも親が謙虚になって少しでも変わったなら

子どもの精神状態も少しづつ、でも確かに

変わっていくのだと思います。

 

私がこう断言するのには、多くの書籍と世界中でお会いしてきた

能力者、医師、カウンセラー、ヒーラーといった専門家の方々の

言葉にあります。

 

何千人何万人といった家族の悩みや病気の相談を受け

お金をもらってプロとして生きていらっしゃる

知識と洞察力、経験、そして何より神からそういった仕事を

するよう使命を受けている方々の言葉です。

 

それと自分自身の体験、夫と毎日一緒にいて日々感じること

わかったこと、それらが結びついてこの結論になりました。

 

「親」

 

最近までこの日本には長い間

 

「親を悪く言ってはいけない

「いい年をして何でも親のせいにするな」

 

そんな風潮がありました。

 

でもここ数年、「毒親」という言葉が生まれ

親のことで苦しんできた人たちが声を上げるようになり

 

ひょっとして親が原因??

親のせいだったの?

 

そう気づく人がものすごく増えてきました。

 

夫の親はネグレクトとDVタイプの毒親

私の親は過干渉タイプです。

 

2人とも結婚当初は親が悪いとは明確には気づいていませんでした。

 

夫は統合失調症、私は19歳から5年間摂食障害でした。

だから「親といるとしんどい」というのは2人ともあって

だからこそ外国に住んでいたんだと思います。

 

親から物理的距離を取って自分を守るために。

 

でも、最近読んだ毒親カウンセラーさんの本にもはっきり書いてありました。

 

「親と直接対決せずにただ物理的距離を取っても意味はない。

余計に苦しくなるだけ。」

 

私たちは親に甘えた気持ちを残したまま

親孝行したいと言う思いも人一倍強く持ったまま

ただ物理的距離だけを取っていました。

 

気持ちだけでなく、実際に夫は生活費の全てを親からもらっていたし

私は何かあるたびにすぐに実家に帰ってお母さんに何もかも

喋って気持ちを分かってもらおう、褒めてもらおうとしていました。

 

自立していないくせに父の日母の日には贈り物を欠かさず

結婚も、子供を産むことも、新しい仕事のことも

「今度こそ親に一人前と認めてもらいたい」

「親孝行できる人間だと喜んでもらいたい」

 

そんな気持ちがとても強かったと思います。

 

はっきり言って私たちは2人とも

愛着障害、不適切な養育を受けたために心が大人に

なれなかった、アダルトチルドレンです。

 

過干渉タイプの毒親は他のタイプに比べて

子ども本人も自分の親が間違っていると気づくのが

非常に難しいです。

 

私の洗脳を解くきっかけになったのは

このブログで度々ご紹介させていただいている

長典男先生のセッションでした。

 

私は夫の付き添いのつもりで入り

ついでの感じで聞いてみたのです。

 

先に夫が相談し、先生にはっきりと

「あなたは愛情不足です。親から愛情をもらってないから

愛情が何かが分かっていない」

そう言われた後でした。

 

「私は親に愛情たっぷりに育ててもらったと思うんですが、

母がなんか私に意地悪なような気がするんですけど

どうしてなのでしょうか?」

 

当時38歳で妊娠9ヶ月でした。

 

その時はまだ

「私は親に愛情たっぷりに育ててもらった」

本気でそう信じ込んでいました。

 

でも長先生は穏やかな顔で、しかしはっきりと

おっしゃいました。

 

「あなたも愛情不足ですよ。」

 

え?

 

「親がくれた愛情があなたが欲しい形のものでは

なかったと言うこと。あなたの親はあなたのことを

ペットとしか思っていない。」

 

ペット・・・

 

驚いたけれど、納得もしました。

 

ここでは私のことはこのぐらいにしておきます。

このセッションのお話はこちらに詳しく書いてありますので

ご興味ある方はこちらへ→

長典男氏のセッション 私の場合・母のことについて - 家族のこころ

 

言いたいのはつまり

精神病の発症、人間関係がうまくできない、仕事ができない

恋愛や結婚がうまくいかない、子育てで悩んでいる

 

そういう人生の悩み苦しみのほとんどは

親に適切な愛情をかけてもらえなかったことが原因

になっているということです。

 

まして大人になってから

親といるとしんどい、会うたびに傷つく、

なぜか自立できない、親に早くいなくなって欲しいとか考えてしまう

 

そういうことがあれば、確実にあなたの親は毒親です。

 

 (長いので次の記事へ続きます) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

執着が人を苦しめる

離婚問題が起きてから、夫と母が似ていることに気がついた。

 

夫と母は対立しているが、それは私という人間への執着によるものだ。

 

僧侶は人間の欲望の一つであるこの”執着心”を取り払う修行をする。

 

執着心は自分も相手も苦しめる。

 

執着は誰も幸せにしない。

 

去る者追わず、来るもの拒まず。

 

これが楽に生きるためには必要な心構えなんだと思う。

 

 

夫も母も、自分から離れて行こうとする私を引き止めるために

私を責めたり、時には同情心や罪悪感を誘うようなことを言ったりする。

 

「私から離れたらお前は幸せになどなれない」

「(自立したいなんて)あんたは頭がおかしい。病気だ。」

「あいつのところへなど行かないでここにいた方がいい。」

 

(お前のせいで)悲しい。寂しい。辛い。しんどい。

自分は一生懸命やってきたのに。

あんたは何が気に入らないのか?

 

母と夫が私に発しているメッセージは、同じだ。

 

とにかく今すぐ実家を出ろ、と繰り返す夫と

子供が小さいんだから家にいなさい、という母。

 

どちらも私を信頼していなくて、

私自身の気持ちや決意はそこには存在していない。

 

自分に執着している人間と同じ空間にいるのは

ものすごく窮屈で息ができない。

 

同じ空間にいるとき、私を無遠慮にじーっと見ている母。

私が何をしていようがおかまいなしに横に張り付いて

自分の話を何時間でもし続ける夫。

 

子供が小さいから

同じ空間にいるなら、私ではなくて子供を見ていてほしい。

 

どうしてもう40歳の立派な大人である

私を、片時も1人にしてくれないの?

 

別にじーっと見ていなくても

私は転んだり指を挟んだりしない。

 

ぴったり横に張り付いていなくても

大丈夫だし、大人である私には自分の段取りというものが

ある。

 

どうしてみんな、私に張り付くの?

 

義母も同じだった。

 

義母が家に来た時、

1歳の孫よりも私のそばにくっついておしゃべりし続けた。

 

私が部屋を移動すれば付いて来る。

 

1歳の危なっかしい子供がリビングにいる。

 

私は大人が複数いるから、見ててくれるだろう。と思って

トイレに行く。

 

なんと義母も夫もトイレに付いて来る。

トイレの前で私に話しかける。

 

服を洗濯カゴに入れに脱衣所に行く。

飲み物を取りにキッチンに行く。

 

そんな些細な行動すら、1歳の子供をリビングに放置したまま

大人が私の後ろを付いて来る。

 

これって、おかしくないですか?

 

いやいや大人が3人一緒に移動して

小さい子放置って!

 

誰か子供見ててよ!

 

私はいつも子供見てるんだからたまにいる時くらい

子供の相手して私にゆっくりトイレくらいさせてよ!

 

そんな風になんども言った。

 

だけど、「付いて行ってるつもりはない」と言うのだ。

 

無自覚なんだよ。

 

なんでみんな、私を放っておいてくれないんだろう?

そんなに張り付いて何時間も喋らなきゃいけないことがあるの?

 

モテる。

 

、、、のとは、違う。

 

これは執着。そして依存。

 

私には依存や執着を受け入れる隙があるのだろう。

 

完全に人を切れない情の深さかもしれない。

つい相手の気持ちを考えてしまう優しさかもしれない。

 

母の執着を切り離せないでここまで来た私が

引き寄せる他人もまた、私に執着するタイプの

幼稚な人間だった。

 

でも、いい加減もう私は息ができない。

 

元来私は、

水瓶座でペガサス。自由を愛する星の生まれだ。

 

束縛や強要が何よりも嫌いなのだ。

 

だから、私に執着する大人と暮らすのは無理。

 

こういう大人は、心が赤ちゃんのままだ。

 

本物の赤ちゃんを産んだ今、

心が赤ちゃんの大人の相手をする余裕などない。

 

ストーカー、離婚闘争、親子喧嘩、お金がらみのトラブル。

みんな執着心が引き起こしていること。

 

お金が欲しくて他人を傷つける人。

子供が巣立つのが寂しくて過干渉になってしまう母親。

離婚したいと言う配偶者を手放したくなくて裁判までする人。

 

みんなみんな、執着心。

醜い醜い、執着心。

 

警察も最近はストーカーやDVモラハラの配偶者から逃げるための

相談は親身になってくれるし対応も早い。

 

お坊さんの修行も

モノへの執着を手放す断捨離、ミニマリスト

生きることを楽に軽くするためにやること。

 

世界で支持されている禅の教えも。

 

もうとっくに気がついていて、やる人はやっている。

 

そういえば、夫も母も物持ちだ。

モノが捨てられなくてたくさんの物に囲まれていることで

安心している。

 

私が家を出てから、夫は一緒に暮らしていた家に残していた

私と子供の物をほとんど捨てた。

 

アパートのゴミ置場のゴミ箱が撤去されてしまうほどに

連日大量にバンバン捨てたそうだ。

 

私は、「送って欲しい」と言っていたのだけど。

新品のものも多かったから、ゴミとして捨てるのではなく

せめて人に譲るとかしてほしいと、お願いしていたのだけど。

 

送ってくれたものは、全体の1割もないかな。

 

私は今まで買って来たもの

気に入っていたもの、新品のもの含めて

9割の持ち物を強制的に手放すことになった。

 

一生ものにしようと思って買ったル・クルーゼのお鍋。

これで2人鍋したりカレー作ったりしてたよね。

 

子供が生まれてから移住したその場所は冬に雪が降るから

防寒用に買っていたコートやブーツ、手袋帽子。

全部新品のまま、ゴミにされちゃったんだ。

 

夫と一緒に行った海外旅行先で買ったストールや洋服、

マグネット。

あちこち一緒に行ったバッグたち。

 

私が結婚退職した時もらったプレゼント。

 

あまり使っていない抱っこ紐やベビーカー、

これからも読んだであろう絵本たち。

 

夫は自分のものもめっちゃ捨てた、と言っていたけど

それなら、「あなたと離婚したい」と言っている

妻も、手放すべきではないでしょうか。

 

妻の持ち物はほとんど捨てたのだから。

 

私たちが結婚生活で得て来たモノたちは、

ほとんどがゴミとして捨てられた。

 

夫のイライラや虚しい気持ちと共に。

 

これでもまだ、元に戻れるなんて

そんなはずないじゃないですか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夫の分裂した言動

今までの経緯を思い出す前に

夫が突撃訪問してきた後のことについて。

 

5時間の話し合いの末、父がもうええ加減にせえと割って入り

夫はホテルに戻ることになった。

 

父が止めなければ私たちは暗くなるまで続けていたかもしれない。

 

夫は私が送った離婚届を持ってきていて、

話し合いの途中で「今ここでサインしてもいいよ。」と言ったり

「じゃあ書いて」と言うと拒否したり、とやっていた。

 

公園から家まで戻る時には

「届けはあとで弁護士事務所に持っていきます」と言っていた。

 

「あとで」はないだろうと私は思った。

 

家の前について、夫がホテルに戻るためのタクシーを待つ間、

夫は「リンゴ(娘)に会えないのか?」と言ったので

私は「届け書いてくれなかったから会わせない。未練が出て書かないって

なったら嫌だから。」と言った。

 

すると夫は急に

「わかった。書くよ。」と言い、道端にしゃがみこんで本当に

書いて持参していたハンコまできっちりと押した。

 

あ、書いた!

 

意外とあっさり夫が離婚届を書いたことにちょっと驚きながらも

安堵して、私は昼寝しかかっているらしい娘を最後に一目会わせて

あげることにした。

 

もう半年会っていない。

届けも書いて、これでもう本当に最後かもしれないのに

今そこにいるのに、ひと目も子供に会わせないなんて可哀想だと

思ってしまった。

 

娘は寝かかっているところだったから、機嫌が悪かった。

でも私は「やめとけ」と言う両親を振り払い

娘を抱いて夫の前に行った。

 

「眠いから泣くかも」と会わせる前に言ったら

夫は「大丈夫、リンゴは俺のこと大好きだから。」と言ったけど

 

娘は夫の顔を見るなり大泣きし始めた。

 

眠いのに外に連れ出されたのもあるかもしれないけど

夫を見るまではキョトンとしていただけで泣いていなかったのが

夫が名前を呼んで一歩近づいた瞬間に

「わ〜!」と泣いて私の後ろにいたじいじの方に手を伸ばした。。。

 

パパだとは、分からなかったんだと思う。

このくらいの年齢の子供は昔のことを覚えていないし

半年会っていないヒゲの男の人が近づいてきたら

怖かったのかな。

 

夫は風貌もコロコロ変わっているし。

 

だから、抱っこさせるなんてことはできなかった。

 

大泣きしちゃったからじいじが慌てて家の中に連れて戻った。

 

でも、夫は娘よりも私なんだと言った。

 

妻を諦めたくないのだと。

 

だからもうパパの顔も分からない娘に会わせたかどうかが

夫の執着を増加させたわけではないと思う。

 

その夜、とても離婚届にサインしたとは思えない

未練たっぷりの長文メールが4通くらい届いた。

 

私も、悪かったのだ。

 

思わせぶりなことを言ってしまった。

 

夫が届けにサインしている時

もう本当にこれで終わりなのか、と思って

 

「争う相手間違えたね。私は味方だったのに。」

「あなたはイケメンだから今のあなたを好きになる人が

現れるよ。」などと言った。

 

そしてホテルに戻ってからのメールで

「明日ラストデートする?」と言ってしまった。

 

夫はあと2日私の地元のホテルに滞在すると言っていたし

今回来たのは一緒にお笑いライブに行きたいっていうのもあって

夫は事前にチケットを送って来ていて、

話している最中もライブは行こうよ、と何度も言われていたから。

 

呆れるよね。

 

離婚するって弁護士まで頼んでいるくせに

最後にデートもいいかな、なんて考えたどこまでも甘い私。

 

戦国時代だったら最後の最後で敵に情を見せて

やられるタイプ。

 

だけど、「ラストデート」も夫には通じなかった。

 

私の想像では、娘はもちろん両親に預けて

夫婦2人でライブみておしゃべりして、

「じゃ、元気でね。今までありがとう。」なんて

美しくお別れ、なんて考えていた。

 

父が入って来たことで夫はまだ喋り足りなさそうだったし。

 

だけど、本当に甘かったよね。

 

その返信メールでは夫は

「来るなら娘も一緒にどーぞ。ホテルも別室でもいいから

泊まればいいし。」から

また一緒に住む〜なんていう話にまで広がっていた。

 

芸人やアーティストが出演して夜9時ごろまでやるライブに

2歳前の子供を連れて来いと言い、娘の分のチケットまで購入

していた夫に、私は「やっぱりだめだ。」ともう何十回目かの

確信をした。

 

夫は、全然父親になんかなっていない。

子供が生まれてからずっと会っていないわけではなく、

出産の瞬間から1歳過ぎまでほぼ毎日朝から晩まで一緒にいたのに。

 

1、2歳の子供をもつ正常な親なら

「おかあさんと一緒」とか「いないいないばあ」とか

しまじろうやアンパンマン

ライブに子供を連れて行くだろう。

 

夫は今でも

夫婦2人だけの時と同じ行動を取ろうとするし、

自分だけで動くならまだしも、必ず私も一緒にと誘うのだ。

 

そこには小さな我が子の存在がどこかにいってしまっている。

 

夜遅くまでやっているライブに一緒に行こう。

セミナーだか講演会だか、行きたいのがあれば全国、いや

世界中何処へでも行こうよ、と。

 

その間子供は誰が見るのか、

まさかえらい先生が喋る講演会に1歳の子供を連れて行って

黙って聞いていろとでも?

 

海外旅行もまだ行っていないところ、

インドとか、今行こうよ!って。

 

私が何度

「私は母親になった今求めているのは安心安全な環境なの!!

世界旅行なんかしたくない!」と叫んでも、

夫は「?」という顔をする。

 

そういったわけで、ラストデートなんて甘いこと言ってしまった

ことを後悔し、「やっぱり無理です。もう会いません。連絡しません。」と

突っぱねたけど、夫は連休明けの月曜日朝、私の弁護士に電話していた。

 

弁護士先生が言うには

ご主人さんはいろんなどーでもいいことを喋っていたけど

結局何が言いたいの?と聞いたら

「届けは書いたけど私は離婚する意思はありません。不受理届けを出します!」

ということだったらしい。

 

さらに「妻も離婚意思はありません。この前会いに行って妻ではなく

お父さんが離婚させようとしているということがわかりました。」と言っていたと。

 

あ〜しまった・・・

 

甘いこと言うんじゃなかった。

 

せっかく届けゲットしたのに。

 

そしてそのあと弁護士先生が言った言葉。

 

「ご主人さんが先生、私の代理人になっていただけませんか?と言って来たんですよ。

いやそれは無理です。私は奥様の代理人なので、と言ったら、同じ事務所にもう1人

いらっしゃいますよね。その方は?と言うから、いやそれも無理です、と言ったんですどね〜。いや〜ご主人さんだいぶ精神的にやばいんじゃないですか。」

 

・・・・・・

 

意味不明すぎて思わず笑ってしまった。

 

私が依頼している先生はご兄弟かな?同じ姓の弁護士お二人で事務所を

運営されている。

 

それにしても、争う相手がつけている弁護士に自分の代理人になってくれって・・・

 

日本最強のテレビにも出ている弁護士に自分は相談しているって

言ってたのに?

 

それに「離婚意思はない。妻にも離婚意思はないので届けは不受理にします。」と

言いながら弁護士をつけて何がしたいんだろう?

 

謎・・・

 

夫の病名は昔は精神分裂病と言われていて

でも本当に重症の場合は多重人格が現れるという。

 

男になったり女になったり猫になったり。

 

そういうことはないから夫は多重人格ではないのかもしれないけど

思考は、間違いなく分裂している。

 

夫は私の方が分裂している、といつも言うけど。

 

それは

デートしようと言ったのにやっぱり無理、と言ったり

1ヶ月実家にいたらそっち戻るね、と言って別れたのに

戻らず離婚だ、と言い出したり、と言うことを指しているようだけど

 

それって、夫の出方によって私の気持ちが変わったのだということ。

離婚するかしないかという決断において、相手の反応や言動で

気持ちが変わるのは普通のことなのに、夫にはそれが”分裂”と見えるらしい。

 

なんども離婚を思いとどまって夫の元に戻ろうとした

妻の気持ちを、その度に秒殺で潰してきたのは、

他の誰でもない自分なのに。