家族のこころ

統合失調症の夫、母娘の闘い、子育て論。精神世界について得た学びや知識を共有したいです。

『精神病は病気ではない』という本を読んで一瞬望みを持った話

夫とのメールでの話し合いも平行線で

もう離婚しか仕方ない・・・。

 

そう思って落ち込んでいたある日

朝刊の書籍紹介欄である本が目にとまりました。

 

 


精神病は病気ではない - 精神科医が見放した患者が完治している驚異の記録

 

私たちが離婚するのは夫が統合失調症という厄介な病気を持っていて

しかも服薬をやめてしまったからなんだ。

 

どうしてもそっちに理由を持っていきたい自分がいたので

このタイトルを見たとき、はっとしました。

 

それまでも、長先生をはじめとする複数の能力者の方々に

「精神病は病気ではない。統合失調症という”病気”は存在しない」

と言われていたので、やっぱりそうなんだ!とこの本を買わずには

いられませんでした。

 

この本は、東京八王子にある長江寺というお寺の住職が

書かれたものです。

 

それと合わせてこちらの本も購入しました。

 


心を盗まれた子供たち―迷える潜在意識が引き起こす青少年期の異変

 

この「心を盗まれた子供たち」という本の方がページ数が少なく

簡潔に書いてあるので読みやすかったです。

 

タイトルでは”精神病”と書いてありますが

読んでみると主に統合失調症のことです。

 

簡単にいうと

精神病はその患者の親が愚かなために

その親に大事なことを気づかせようとご先祖が子どもの心を

乗っ取り、伝えているものだということでした。

 

一番大事なはずの「子どもの心」をないがしろにして

お金をたくさん持つことだけ考えている。

世間体の方を大事にしている。

親自身のステータスや存在価値を高めるために

子どもを利用したり価値を低めたりしている。

 

ご先祖は自分も生きている間、大きな勘違いをしたまま

家族を傷つけながら間違いだらけで生きた。

 

そして死んで魂だけになった瞬間に

気づくらしいのです。

 

「自分は一体なんてことをしてたんだ・・・」

 

魂の世界には、札束も高級車もマンションも

肩書きも会社も、持っていけません。

 

魂に戻った時

”意識”だけが残る。

 

お金や物質が意味をなさなくなった世界で

そんなもののために大事な大事な子供や

夫や妻の心を傷つけてきたこと・・・

 

本来魂は愛だけを必要としていたのに。

 

そしてひたすら後悔だけするあの世での日々が始まる。

 

でももう肉体を持たず、生きている家族に謝罪に行くわけにも

いきません。

 

謝りたくても、そして今間違いを犯している生きている

家族に忠告したくても、その声はもう届かない。

 

そして苦しみ苦しみ苦しみ抜いて

耐えきれず、どうしても伝えたくて

子孫の精神を乗っ取ってしまう。

 

それが統合失調症の発症。

 

ただ死者が子孫の精神を乗っ取って

大事なことをその親に伝えようとしても

そうであると気づくまでにはとても時間がかかります。

 

伝わる前に乗っ取った子孫の体が弱ってしまっては

成し遂げられないので、できるだけ若く健康な肉体を持っている

子どもを狙うそうです。

 

兄弟の中でも比較的体が丈夫な子が精神病を発症

したりするのはそのためだと。

 

確かに私も夫も、体だけは丈夫です。

ほとんど病気をしたことがない。

 

この2冊の本に書いてあること

すなわち萩原ご住職がおっしゃっていることは

私には合点のいくことばかりでした。

 

何より、「親が原因です」と断言してあること。

 

ご先祖に心を乗っ取られているなんて

聞いたら、そういうことを信じられない人は

オカルトだとか言って聞く耳を持たないかもしれません。

 

お寺は先祖供養に来てもらって儲けたいから

そんなことを言うんだろう、と思う人がいてもおかしくない。

 

私にもその辺は分かりません。

 

でも、思い当たることがたくさんあったのです。

 

夫が能力者の方にみてもらっていた時に

「父方のおじいさん、あなたにとってのおじいさんが

”守ってやれなくてごめんな”と言っている。」

と言われたことがあります。

 

それを聞いて夫は涙を流していました。

 

守ってやれなくてごめんな・・・

 

このおじいさんは、生前かなり激しい気性の持ち主

だったらしく、事業を起こして大成功を納めましたが

精神は不安定なところもあったそうです。

そのおじいさんが創業した事業から続く商売で一族は食べています。

 

他にも夫がなぜか家系を遡りたい、ルーツを知りたいと

言い出して親に家系図を見せてもらったり

 

母親の故郷に行った時はタクシーの運転手に

「このあたりに〇〇家という家族がいたと思うんですが

ご存知ですか?」などと聞いたりしていました。

 

ご先祖のことが何か気になっていたようなところがありました。

 

だからこの本を読んだ時に

まさにこれじゃん!!と思い、お寺に電話してみました。

 

すると著者の萩原玄明住職はもう亡くなっている。

今は弟分の住職がその意思とお力を受け継いで

人々を救う活動をしている。

 

ご希望の方はまず説明会をやるので、病気の方の

両親に揃って来てもらいたい、と言われました。

 

そこで私は最後の望みをかけて

夫の両親に手紙を書き、「精神病は病気ではない」

と言うタイトルの本を一緒に送りました。

 

その手紙を書いた時

私は、これをもしご両親が真摯に受け止め

やると言ってくれたら、もしかしたら夫は元の

穏やかさを取り戻すかもしれない。

 

本当に薬なしで統合失調症の症状が消えるということが

あるかもしれない。

 

私は離婚しないで済むかもしれない。

子供は父親を失わずに済むかもしれない。

 

久しぶりに希望を持ちました。

 

私はすでに夫の両親にも離婚の意思を伝えていましたが

手紙には

「離婚するのはやめました。ただし条件があります。」と

切り出しました。

 

条件は、ご両親がこの本を読むこと、そしてお寺に話を

聞きに行くこと。自分たちが息子を傷つけて来たことを

認めて反省すること。残りの人生を息子さんが健全な

精神を取り戻すために使うこと。

 

そんなことを歯に衣着せずかなり厳しい口調で書きました。

 

お二人は子育てに失敗しました。

この手紙を無視した場合は、私たちはこの先お父さんお母さんが

歳をとって弱っていっても無視します。

 

そこまで書きました。

 

もう離婚絶縁の覚悟もできていたので

怖いもの無し、必死でした。

 

もしも普段本を読む習慣のないご両親が、この分厚い本を

読んでお寺に行ってみよう、と言う気持ちになったら

私も最初の説明会には一緒に行くつもりでした。

 

先祖が乗っ取っているかという話はさておき

精神病は親が変われば治る、という考えに100%共感したからです。

 

それで夫が自然な笑顔を取り戻し

妻子との生活と社会に役立つ仕事という人生の

喜びを手にできるのなら・・・

 

夫が廃人になるか、人並みの幸せを得られるか

今この時にかかっている、と思いました。

 

お父さんは、この本を読んでくれました。

そしてお寺に行ってみようと言ってくれました。

 

でも、お父さんから直接電話がある前に

私のその気持ちはなくなってしまっていました。

 

それは、他でもない夫の言葉のせいでした。

 

私が手紙を送った時

夫は実家にいたので手紙と本を読んだそうです。

 

ありがとう、と言いながらも夫は

 

「親父もう体ボロボロでソファで起き上がることも

できない状態でそれでも本一生懸命読んでんだよ!

寺にも行くってよ!おめえも来るって書いただろ、

自分が言い出したんだから来いよ!」

 

そんな言い方をされました。

 

私はとても悲しくなりました。

 

ダメだ・・・・

この人はまだ、自分の症状は親が原因だって

認めていない。私にだけ怒りをぶつけている。

 

親子の確執を解消するために

嫁の立場でこんな手紙まで書いて

なんとか夫が笑顔を取り戻し

3人で生きて行く術がないかと

 

1歳児の世話と自分の親との対決

さらに夫がギャンブルに使ったお金の

支払いもし、生活費を得るための仕事まで

しながらこの本を読み一生懸命手紙を

書いた。

 

変わらなければならないのは、

気づかなければならないのは、

私ではなく、あなたの親なのに!

 

こんなにしてもまだあなたは私より

親をかばい、私を責める・・・。

 

この夫の口調で私の心は完全にポッキリ

折れました。

 

だから夫にもおとうさんにも言いました。

 

「私はもう降ります。やる気があるなら

どうぞ3人で、いや両親だけでいいそうなので

お二人でお寺へ行ってください。」

 

もう知らない。

 

そもそもあんたたち親子の問題、

あんたの先祖のことなんだから自分たちで

やってください。

 

私はいい人すぎました。

お節介でした。

 

私には私の親との確執があり

1歳の子供と仕事があり

夫の家系のことに心身のエネルギーを使っている暇はない。

 

感謝され大事にされているならまだ

やる気にもなるってものだけど

 

本人にこんな言い方をされ

責められ暴力行為をされながら

なんで私がここまでしなくちゃいけないのか。

 

これならシングルマザーの苦労の方が

100万倍まし。

 

心ははっきりと決まったのです。